平壌の順安国際空港第2ターミナルビルが、来月15日にオープンするとの観測が出ている。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が28日、米ニュージャージー州の北朝鮮専門旅行会社ウリツアーズからの情報として報じた。
北朝鮮メディアは昨年11月初め、金正恩第1書記が同ターミナルビルの建設現場を視察した際、「民族性を生かせていない」として修正を指示したと伝えていた。それから工事をやり直し、故金日成主席の誕生日である来月15日に合わせてオープンする運びになったと思われる。
また、衛星写真分析の専門家である米ジョンズ?ホプキンス大のカーティス?メルビン氏がRFAに語ったところでは、順安空港の第2ターミナルビルは旧ターミナルより7倍以上も大きく、南滑走路の補修工事も進行中だという。
同氏は、「第2ターミナルビルは国際線専用となり、第1ターミナルは国内線専用になるだろう」と分析している。