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北朝鮮の労働新聞は23日、個人名の論評「とんでもない嘘で人類を冒涜する犯罪的な妄動」を通じてオバマ大統領を「恥知らずで破廉恥」だと非難した。

?論評は、「アメリカが核兵器を近代化していることは絶対に傍観できない反人倫犯罪行為である」と非難した。

?そのうえで、オバマ大統領が「ノーベル平和賞」を受賞したことに対しては、「オバマが平和のために特別な功績を立てたことは何もなかった」としながら「狂ったように核兵器のない世界を呼び吠える」と罵倒した。

論評は最後に「とんでもないうそで受賞したノーベル平和賞を自ら返す方がよかろう」と締めくくった。

北朝鮮の核問題は「付け加え」程度

労働新聞の論評は、今月5日、アメリカのオバマ大統領が核拡散防止条約(NPT)発効45年に際して「戦略核兵器をさらなる削減を交渉する用意がある。アメリカは核兵器なき世界の平和と安全を求める」と訴えた声明に対する反論だ。

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しかし、声明では明らかにイランの核問題が優先事項であり、北朝鮮の核問題は付け加えられた程度である。

この間、北朝鮮はアメリカの目をひくため、ことあるごとに核実験や核兵器をちらつかせているが、今回の論評もあえてオバマ氏個人をターゲットにすることによってアメリカの関心を引き寄せようとする意図があると見られる。