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韓国のキリスト教保守プロテスタント系の各団体が、今年3月19日に「脱同性愛人権フォーラム」を開催した。ところが、人権を掲げつつも内容が人権に反するものだとして強い反発を招いた。さらにこのイベントが行われた場所が国家人権委員会だったことで、政府に対しても批判の声が高まった。

ソウルクィアパレードの会場入口に掲げられたキリスト教保守団体「ホーリーライフ」の横断幕。「同性愛者として生きるよりも克服する方がよっぽど簡単」と書かれている。(画像:読者提供)
ソウルクィアパレードの会場入口に掲げられたキリスト教保守団体「ホーリーライフ」の横断幕。「同性愛者として生きるよりも克服する方がよっぽど簡単」と書かれている。(画像:読者提供)

フォーラムに参加した「中毒治癒相談センター・ホーリーライフ」代表のイ・ヨナ牧師は「同性愛者よりさらなるマイノリティである脱同性愛者(彼らが同性愛をやめたとする人々)に対する(国家人権委による)人権侵害調査、救済、人権侵害の実態調査や教育、広報が行われていないことは厳然たる差別」と主張した。