シャーズィリーの平壌訪問は、北朝鮮でも大きく報道された。シャーズィリーは大歓迎を受け、軍最高指導部や政府首脳陣との面会や協議に臨んでおり、それらは逐一報道された。

アラブとの親密さを宣伝

北朝鮮側の狙いは、中東の大国であり「第三世界の雄」であるエジプトとの親密ぶりを宣伝することにあったのであろう。アラブ最大の軍事力を持つエジプトの参謀総長が訪問したのであるから、北朝鮮にとっては第三世界への大きなアピールになったはずである。

ただし、北朝鮮パイロットのエジプト派兵については報道されなかった。これはやはり機密だったのである。

シャーズィリーは北朝鮮で、数々の軍事施設を見学した。北朝鮮は「全国土の要塞化」という政策の下、各地の軍事施設を地下化している。

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