朝鮮人民軍総参謀部スポークスマンが3月1日付で発表した声明では、「米帝とその追随勢力が通常戦力による侵略戦争をしかけてくるなら朝鮮式の通常戦争で、核武力による侵略戦争を挑発するなら朝鮮式の強力な核打撃戦で、サイバー戦による『崩壊』を試みるなら朝鮮式の絶妙無双のサイバー戦で米帝とその追随勢力の最終の滅亡を早める」とまで言っていた。この声明は北朝鮮側の要望により、国連の公式文書となっている。
また、朝鮮半島の軍事的緊張が一時的に高まった2013年、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は3月7日付の米韓合同軍事演習などを非難した記事で、「先に核のスイッチを押しても責任はない」とし、先制核攻撃の可能性に言及。
さらに同27日付では、人民軍最高司令部が「1号戦闘勤務体制」突入を宣言したのと関連し、「実際的な軍事的行動は、我々の自主権守護のための強力な核先制打撃が含まれる」と主張する社説を掲げた。