「政治局常務委員」から「政治局委員」に変更

北朝鮮の労働新聞は9日、平壌で8日に開催された中央報告会を報道する記事のなかで崔龍海氏を「朝鮮労働党中央委員会政治局委員」と紹介した。崔龍海氏は、以前は「政治局常務委員」と紹介されていたことから降格、もしくは組織改編があったとの憶測を呼んでいる。

先月28日の労働新聞では、崔龍海氏は、黄炳瑞(ファンビョンソ)軍総政治局長の次に紹介され序列が下の扱いだった。(関連記事

北朝鮮の指導政党である朝鮮労働党は、「政治局」「書記局」「検閲委員会」「党中央軍事委員会」の4つの「局」にわけられる。このなかで、政治局は労働党の方針を決定・指導する最も重要な機関であり、さらに政治局内は上位から「常務委員」「委員」「候補委員」と三つにわけられる。

韓国統一部が2014年5月に発表した資料によると常務委員は、金正恩氏、金永南氏、崔龍海氏の3人で、委員は10人、候補委員は14人と続く。崔龍海氏が政治局から外れたとすると常務委員は金正恩氏と金永南氏の二人になることから、今後の人事に注目される。

「偉大な党の指導に沿ってわが国の女性運動の新しい全盛期を力強く開こう」
中央報告会で演説する崔龍海氏「偉大な党の指導に沿ってわが国の女性運動の新しい全盛期を力強く開こう」/2015年3月9付労働新聞より