国際原子力機関(IAEA)は19日、イランの核開発問題に関する報告書を加盟国に配布。その中で、イランが核開発問題の解決に向け実施を約束していた取り組みの一部を期限が過ぎても履行していないと指摘している。

報告書によると、イランはIAEAとの合意に基づき去年8月下旬までの実施を約束していた5つの取り組みのうち、核兵器製造につながる高性能爆薬の起爆実験を行っていたとされる疑惑に関する情報の提供など、2つを履行していないという。

イランと欧米6カ国は、核問題の最終的な解決に向けた枠組みについて、3月末までに合意することを目標に協議を進めている。今回の報告を受け、この先の協議で難航も予想される。