北朝鮮は最近、平安北道(ピョンアンブクト)の新義州(シニジュ)などの税関に中央党の衛生防疫所検閲団を派遣したが、その目的はエボラウイルス流入を防止措置の徹底にある。
「防疫方針違反は元帥様に対する重大なる挑戦」
平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋は次のように伝えた。
「エボラウイルス関連の統制を強化するために各税関に15人の検閲団が派遣された」
「出入国者やエボラ関連の人員に対する統制を中央からの指示通り徹底的に行っている」
内部情報筋によると、昨年11月末にある貿易会社の担当者が税関の防疫手続きを経ずに羅先(ラソン)から中国に1泊2日で行ってきたことが、中央に報告されて今回の検閲団派遣につながった。
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