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ブリンケン米国務副長官は6日、米軍が韓国に配備することを検討中の地上配備型ミサイル防衛システム(MD)について、「北朝鮮が標的だ」と明言した。9?14日の日程で日中韓3カ国を訪問するのを控え、ツイッターを利用した質疑応答に答えた。

ブリンケン副長官が言及した防衛システムは、最新鋭の「戦域高高度防衛ミサイル(THAAD)」。同副長官は「(配備は)地域に最も深刻な不安定さをもたらす北朝鮮に向けられたものだ」と述べた。

こうした発言は、米国のMD強化に中国側が懸念を表明していることが背景にあると思われる。