中国政府は悪化する大気汚染に歯止めをかけるために規制を強化している(本文とは関係ありません)
中国政府は悪化する大気汚染に歯止めをかけるために規制を強化している(本文とは関係ありません)

韓国貿易協会が6日、北朝鮮の対中国石炭輸出が大きく減少しているとする報告書を公表した。

中国は、北朝鮮の輸出の90%を占める。最も輸出額の大きいものが石炭で、輸出総額に占める割合は40%に達する。しかし、昨年の北朝鮮の対中石炭輸出額は11億3000万ドルと、2013年に比べ18%減少したという。

外交関係の影響も取り沙汰されているが、同協会は中国政府の環境政策によるところが大きいと分析している。

昨年3月、中国全人代で李克強総理がスモッグとの戦争を宣言し、エネルギー消費全体にに占める石炭の割合を現状の66%から、2020年には62%へ減らすと発表した。また、再生可能エネルギーの割合を2030年以降、20%に高めることで米国と合意した。

デイリーNKは中国政府の新環境政策により、質の悪い北朝鮮産の石炭の多くが輸出できなくなった上に、電力難で炭鉱の稼働が止まっていることも石炭輸出減少の原因と報じている。

【参考記事】中国の大気汚染規制強化で北朝鮮石炭ビジネスがピンチ?