南北朝鮮が、戦闘機をめぐって舌戦を繰り広げている。
北朝鮮は4日、韓国メディアが北朝鮮空軍の飛行訓練を報道したことにに対して「同族対決に狂った狂犬」という激しい言葉まで使って韓国を非難した。一体、何があったのか。
韓国テレビ「燃料もないのにオモチャの戦闘機で訓練」
事の発端はこうだ。先月、複数の韓国メディアが朝鮮中央テレビで放映された金第一書記の第458軍部隊視察(※視察は1月6日)で、北朝鮮空軍が地面に地図を描いて『オモチャの戦闘機』を利用した訓練を行ったと報道。
映像を見ると、確かに北朝鮮空軍の飛行士たちが子ども達が遊ぶように戦闘機の模型を手にしながら歩き回っている。その様子を金正恩氏は、タバコをふかしながら上機嫌で見ていた。