美しい文化風俗があり朝鮮人民は幸せ?

ネット上では、地球の各地域を撮影した衛星写真が簡単に見られるようになったが、北朝鮮の劣悪な電力事情を表す写真が話題を呼んでいる

北朝鮮の劣悪な電力事情を示す衛星写真 ©NASA
北朝鮮の劣悪な電力事情を示す衛星写真 ©NASA

上記写真は、アメリカ航空宇宙局(NASA)が宇宙から夜の東アジアを撮影したものだが、黄色い楕円が囲んだ部分が北朝鮮である。

周辺国が光りに包まれているのに対して、北朝鮮は平壌(小さな光の点)以外はほぼ全域が闇に包まれており、北朝鮮の電力事情の悪さと経済的困窮をわかりやすく示している。

しかし、北朝鮮メディアが、この衛星写真に対して反論したと中国新聞網が3日報道した。その内容は次のとおりだ。

「朝鮮にはまばゆい電気の光はないが、その代わり政治的に汚染されていない」「さほど豊かではないが美しい文化風俗を持っている」「帝国主義国との対峙状態でも今のような暮らしを営める朝鮮人民はとても幸せだ」

同サイトは合わせて「金正恩政権下で北朝鮮は経済発展を遂げている」「北朝鮮は今光復の道を歩みつつある」など、北朝鮮にエールを送っているが、ここまでの劣悪な電力事情をフォローするのはやはり苦しい。

北朝鮮で、故金日成氏は「太陽」、そして故金正日氏は「光明」と称されるが、北朝鮮住民から「太陽、光明なんだから、もうちょっと夜を明るくしてくれよ」という愚痴が聞こえてきそうだ。

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