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北朝鮮が連日、米国を糾弾している。

朝鮮中央通信は1日、ソン・キム米国務省北朝鮮政策特別代表が北朝鮮の提案を蹴ったとしながら、米朝対話が進まない原因を北朝鮮側に責任転嫁していると非難した。

キム・ソン(※編集部注:ソン・キム米国国務省北朝鮮担当特別代表)が、今回のアジア訪問の期間、われわれと会う意向を表したことに対し、平壌訪問の招請までした。しかし、米国はそれには顔をそむけ、あたかもわれわれの不誠実な態度のために対話と接触が成されていないかのように世論をまどわしながら責任をわれわれに転嫁しようとしている。

ソン・キム氏は先月30日、中国北京での記者会見で、米国が最近、北朝鮮に直接対話を提案したことを示唆していた。しかし、訪中期間に北朝鮮側と接触できなかった明らかにしている。朝鮮中央通信の主張は、ソン・キム氏への反論と見られる。

さらに、朝鮮中央通信の糾弾の矛先はオバマ大統領へ向いた。

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米国が大統領まで出てわが制度を崩壊させると公言している時に、われわれとの対話に扉を開いているということこそ言語道断であり、アメリカ式破廉恥さと偽善の極致である。

これは、先月22日のオバマ大統領のコメントに対する反発と思われる。

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北朝鮮は先月30日、オバマ氏の「崩壊」発言に反発しながら米空母攻撃訓練をつうじて「武力」によって牽制したが(関連記事)、今回は「公式メディア」を通じた牽制と位置づけられる。

朝鮮中央通信キャプチャー画像
2015年2月1日朝鮮中央通信キャプチャー画像/「朝米対話が実現されずにいる責任を共和国に転嫁しようとしている米国を糾弾」