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東京都千代田区にある在日本朝鮮人総連合会(総連)中央本部の土地・建物の登記簿が、28日から閲覧できない状態になっている。同物件を競売で落札した不動産関連会社のマルナカ・ホールディングス(高松市)から山形県酒田市の不動産会社G社への転売が完了し、所有権など登記内容の変更作業に入った可能性がある。

デイリーNKジャパンが入手した情報では、G社は来週早々にも、総連と賃貸契約を結ぶと見られる。

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一方、総連が実質的に保有する東京都文京区白山の朝鮮出版会館ビルも、数日前から登記簿が閲覧できない状態になっている。同ビルは、総連本部が千代田区のビルから立ち退きを迫られた際の移転先と見られていた。

朝鮮出版会館ビルについては、大阪市中央区南船場の不動産会社R社に売却されたとの情報があり、情報当局が背景などについて調べている模様だ。R社は2011年の設立で資本金は300万円。