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2011年6月、北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)氏と中国の陳特銘商務省長が参加して黄金坪経済特区の着工式が行われ、ようやく黄金坪の開発が本格化したかに思われた。

しかし、開発は順調に進まなかった。北朝鮮内部の情勢不安、軍の駐留、莫大な建設費用などの問題で開発は再びストップした。張成沢氏は2012年8月に中国を訪問して黄金坪経済特区開発の活性化と中朝合同管理委員会の設置に合意し、開発計画を改めてスタートさせた。

中国は基礎工事のために8万元の予算を投資した。しかし、今度は肝心の張成沢氏が2012年12月に処刑されたため、開発はまたストップしてしまい、再開はいつになるか誰にもわからない。

丹東で貿易業をしている対北情報筋はデイリーNK特別取材チームに次のように語った。

「黄金坪経済特区には自由に行き来できて商売もできると聞いていたので大いに期待していた」

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「張成沢が処刑された今、黄金坪には全く期待していない」

(参考記事:開発中断3年目の「黄金坪」…北軍人が畑耕すのみ