北朝鮮が最近、朝鮮中央テレビの送信周波数をハイビジョン放送が可能な帯域に変更したと、韓国の韓国の各メディアが報道している。
北朝鮮は10日から従来のアナログの映像、音声しか送信できなかった周波数帯での送信を停止して、ハイビジョン放送が可能な帯域での放送に切り替えている。
帯域は変更されたものの放送の画質や音声はアナログのままだ。
北朝鮮はまずは周波数帯域を変更してハイビジョン放送のテストを行う段階にあると衛星放送の業界関係者は見ている。
北朝鮮政府系のサイト「我が国」によると北朝鮮では2012年に地上デジタルのテスト放送を開始している。また、最近中国からの地デジ用テレビの輸入が急増している。また、タブレットパソコンを使って視聴できるワンセグの放送も行われている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面しかし、地デジはあくまでもまだテスト段階。せっかく中国から地デジ用の液晶テレビを輸入しても「アナログ変換」画面で見ざるを得ない状況だ。
【参考記事】北の三種の神器 「ソーラー、バッテリー、液晶テレビ」