その行いの結果として、米国との修交はさらに遠のく。
いま、米国が国家と認める国の中で、外交関係を結んでいない国はキューバ、イラン、ブータン、北朝鮮の4つしかないという。キューバとはもうすぐ国交を結ぶし、ブータンとは国交はなくとも関係は良好だ。イランとの仲は険悪だが、北朝鮮に比べれば「大人の話し合い」をしているようにも見える。
北朝鮮が、米国から“付き合い”を拒否される唯一の国となる日も、こないとは限らないだろう。
(文/ジャーナリスト 李策)
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