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このフォーラムの取り組みは3つ。

(1)3ヵ国の専門家たちによる合同歴史会議において、共通の東アジア近現代歴史観を模索する。
(2)3ヵ国共通の東アジア近現代史教科書をつくる。
(3)3ヵ国の子供たちを集め、毎夏、戦争と平和についての理解と学習を促すための合同授業(サマーキャンプ)を行う。

これらの取り組みを通じて、3ヵ国が共通の歴史認識を形成し、その上で地域が経済的にも、政治的にも、文化的にもより緊密に影響しあう「東アジア共同体」を実現しようとというのが、フォーラムの目標だ。まずは日本・中国・韓国の3国からはじめ、最終的にはEU=欧州連合のような東アジアの地域統合体を目指す。

そのためにまず必要なのは、3ヵ国が共通の価値観を持つこと。特に現代史における最大課題である先の大戦をどう捉えるか――が重要ポイントになる。