【3位 ピザ】地方都市にも登場。値段は1枚3万ウォン

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地方都市で、「オコノミ総合チヂミ」と呼ばれるピザが売り出された。平安南道順川市の大同江沿いに位置する「綾羅(ルンラ)88貿易会社」の食堂で、2013年12月に初めて登場。「オコノミ」は、かつて在日朝鮮人が持ち込んだ「お好み焼き」の名が転じたものと思われる。「総合チヂミ」は、おそらくコンビネーションピザを表す北朝鮮独自の言葉だ。

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平壌のピザ店(Andrew Cheng氏撮影)

豚のひき肉を使ったメニューの人気が多く、値段は3万ウォン(約35米ドル)。新興富裕層が週末に楽しんでいるほか、庶民は結婚式や誕生日のような祝いの場で食べているという。

?「綾羅88貿易会社」の食堂で作られる総合チヂミの食材は、中国から直輸入されている。需要が増えるに従い、党や行政の外貨獲得機関だけでなく、個人経営の飲食店でもピザを販売しているようだ。