草の根IT革命と情報漏洩を恐れる北朝鮮

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金正恩氏のコメディ映画「ザ・インタビュー」の公開をめぐってソニー・ピクチャーズへのサイバー攻撃を仕掛けたとされている北朝鮮。その真偽はともかく、北朝鮮でのパソコン普及率は高まる一方だ。

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北朝鮮のパソコン普及率を支えているのは市場で安値で売られている中国製の中古パソコンだ。当局も取り締まろうとしているが、北朝鮮の「草の根IT革命」を止めることはできないようだ。

そんな中、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は24日、両江道(リャンガンド)でノートパソコン使用が禁止されたと報道した。

RFAによると、北朝鮮当局が運営する「両江日報社」の経済部記者のノートパソコン(中国製のレノボ12インチ)が盗まれる事件が発生し、いまだに見つかっていないという。

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盗難にあったノートパソコンのハードディスク内には当局の情報も保存されている。こういった情報が敵対勢力の手に情報が渡ることを北朝鮮当局は恐れているという。

この事件以外にもノートパソコン盗難事件は多発しており、当局はノートからデスクトップに置き換えるように指示が下しているとRFAは伝えた。

さて、オフィスから撤去された大量のノートパソコンの行き先はいかに?内部情報筋はそれを明らかにしていないが、結局は幹部の手に渡り韓国ドラマを見たり、ゲームをプレイすることに使われるのではないだろうか。

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