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別の内部情報筋はRFAに対し、北朝鮮の主要路線である平義線(平壌―新義州)の運行も大幅に減っていると証言した。

「新義州(シニジュ)で電気が来るのは数日に1回、それも1〜2時間」
「平壌ー新義州間の列車は秋には15時間ほどかかっていたが、今では20時間以上かかるようになった。運行も毎日から週3〜4回に減った」

平壌―新義州間は約225キロ。東海道新幹線の東京~浜松間にほぼ相当する距離だ。ちなみに東京―浜松間はひかりなら1時間半、在来線の普通列車でも4時間で到着する。

前述の時刻表によると、外国人も乗る北京行きの「急行5列車」で約5時間の行程になっていた。外国人の乗らない「準急146・147列車」「準急142・143列車」なら、6時間半から7時間の行程だ。

北朝鮮を最近訪れた旅行者の証言では、平壌ー新義州間は時刻表通り5時間で走っているようだ。時刻表が今でも変わっていないのなら、証言で「20時間以上かかる」とされているのは準急列車の方であると思われる。

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清津の住民はRFAに対し、最近の電力事情のひどさについて次のように語った。