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粛清がどれほど北朝鮮権力層に影響を及ぼしたかは、その後の北朝鮮映像を見ると推測出来る。父親のような年の差がある幹部でさえも、金第一書記の前では丁寧に両手を前にする。また、彼の一言一句も逃さないように手帳に書き込む様子が頻繁に見られる。

叔父までも死に追いやった冷酷な金第一書記を目の当たりにした幹部達は、「自分も粛清されるかもしれない」という恐怖心で忠誠を捧げるしかない。

金正恩と北朝鮮の幹部
金正恩の前では年配の高級幹部も両手を前にする/朝鮮中央テレビのキャプチャー
金正恩とメモを取る幹部
金正恩の前で熱心にメモを取る幹部達/朝鮮中央テレビのキャプチャー

そういった意味では、張成沢粛清後の1年間で金正恩の権力が強固になったと分析される。

それにしても、息子のような金第一書記の前で礼儀正しく振る舞う高位級幹部たちの姿は、「忠実な部下」というより「哀れな人間」に見える。まるで「(忠実に振る舞うことが)生存するための苦闘」とでも言いたくなる。

北朝鮮は、三代続く全体主義的独裁だが、金日成時代には、金日成と抗日パルチザン活動を共に闘った仲間の間で自発的な「忠誠雰囲気」があった。

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