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さて、この中で私が注目するのは7面。金正恩同志は、李雪主夫人とモランボン楽団公演を観覧している。2月頃、「再妊娠説」を囁かれていた李雪主夫人だが、別の正面写真を見ると確かに顔つきも体つきもふっくらとした印象を受ける。しかし、このアングルの写真では、横の金正恩同志の恰幅があまりにも良すぎで(いわゆるメタボ)、比較しようがなく画像分析は断念。そして、李雪主夫人の反対側には、金与正(キム・ヨジョン)氏の姿が見られる。

2014年4月20日労働新聞7面
2014年4月20日労働新聞7面

叔母として、金正恩同志をサポートしてきた金慶喜氏が表舞台から姿を消す——それと同時に、妹の与正氏が公式登場するという流れには、金正恩体制があくまでも「王朝体制」を貫くという強い意思が感じられる。