咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋は、ニュースを見た住民の反応を伝えた。
「金日成が学生や軍人の写真を撮ってあげていたことを思い出す」
「金正恩が写真を撮る姿はまるで昔の金日成のようだ」
「平壌市チャンジョン小学校を訪れては何人もの新入生の写真を撮ったエピソードは長年語り継がれていた」
「1980年代初頭、最前線の軍部隊を訪れて勤務中の軍人の写真を撮り故郷の両親に送ってやれと激励したことがある」
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面生前の金日成は学校や軍部隊を訪問する際に自ら直接写真を撮る思いやりのある姿を演出していた。
金正恩は、外見や住民の接し方など「金日成の真似」をしてプロパガンダを進めてきた。昨年は、新年の辞を肉声で行って金日成を思い起こさせた。体制の結束を図る意図があると見られる。
このような金正恩の「モノマネ統治」に、住民は冷ややか視線を送っている。
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