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北朝鮮を支持する朝鮮総連が主導した帰国事業は、1950年代後半から始まり、10年間で約9万3千人の在日韓国・朝鮮人と日本人の家族が北朝鮮に渡った。当時、北朝鮮政府は社会主義体制の優越性を宣伝し、帰国者たちに財産と職位を保障すると約束した。しかし、ほとんどの帰国者がそうした保障を受けることなく、底辺で喘ぐ人生を送ることになる。

こうした事情から、「多くの帰国者の1世代目は、深く後悔しており、2世代目は帰国を選択した両親を恨んでいる」と資料は伝える。

帰国者に冷たい日本の親族たち

さらに、日本に残っている家族や親族が帰国者たちに対して「あの時、反対を押し切って帰国したくせに、今になって後悔するとはどういうことだ」と冷たい態度を取るという。