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また「本格的な農業の季節を控えて、北朝鮮全域で肥料が不足し、住民たちが非常に懸念している」と明らかにした。

「肥料とビニールの薄幕(温室などで使用するビニールで作った薄い幕)など、農業の資材を手に入れるために、各地域の郡の党職員と経営委員会の職員を派遣して、代用の肥料を新調するよう指示した」

「足が水ぶくれになるほど走り回っているがなかなか見つからず、今年の農業の時期を逃してしまいそうだ」

同団体の消息筋は代用の肥料を工面するための、咸鏡道の各郡や里の農場の様々な方法を紹介し「平安北道の農村地域では、新義州市や中小都市に行って、ニワトリを飼う家を回って鶏の糞を集め、牛車1台当り2万ウォンか2万5千ウォンで買って代用肥料にしている」と伝えた。

「協同農場の管理委員会は、牛車を引く人たちに、人糞を集めて来れば、1等から10等まで等数を付けて品物を与える方法で競争させている”と述べ、“穏城郡のワンジェサン協同農場は、毎朝各農場の農場員たちに、人糞バケツ1杯と牛の糞をもらってこさせ、1位から3位までは下着を与え、4位から7位までは靴下を与えている」と明らかにした。