▲錦繡山太陽宮殿3階の遺体安置室にある金日成のミイラ。/デイリーNK資料写真
金日成逝去20周忌を迎えた北朝鮮では、住民の間で「金日成のミイラ」が腐敗しているとの噂が再度拡散していると8日、内部消息筋が伝えてきた。消息筋によると、1日から10日までと宣布された金日成逝去哀悼期間を迎え、遺体が安置される「錦繡山太陽宮殿」を参観した住民の中からこうした話が出ている。
両江道の消息筋は同日、デイリーNKとの通話で「生計維持で忙しい住民は、普段は話さないが4月15日(金日成の誕生日)と7月8日(金日成の逝去日)ごろになると、自然と関連した話をする。先週『錦繡山太陽宮殿』を参観するついでに平壌に行って来た住民を通し(金日成の遺体)腐敗の話が出回っている」と話した。