アフリカのボツワナが19日(現地時間)、北朝鮮国民に対する人権蹂躙が国家機関によって組織的に行われており、人権蹂躙の加害者を処罰すべきという内容の国連北朝鮮人権調査委員会(COI)報告書を引用し、即刻外交関係を断絶すると明らかにした。

ボツワナ外務部は同日の声明を通じ「ボツワナ政府は国民の人権を踏みにじる行為を持続的に行う国家と関係を持つわけにはいかない。北朝鮮政府は国際社会の一員として国民の民生と人権を尊重する責任がある。北朝鮮では不幸にも国民の人権が余りにも長い間疎かにされてきた」と伝えた。

殺人、拷問、拘禁、強姦…

声明はさらに「金正恩体制で非人間的な待遇を受ける北朝鮮住民に慰問の意を表する」とし、北朝鮮との外交関係断絶は国民に向けたものではないことを付け加えた。

ボツワナ政府が北朝鮮との外交関係断絶を宣言したのは、北朝鮮で行われている粛清と殺人、拷問、拘禁、強姦、堕胎などの人権蹂躙実態をCOIが詳しく報告した後で初めて。

国際機構による北朝鮮の人権蹂躙に対する報告書が発表されただけに、今後も北朝鮮の人権改善を要求する国家が増えるとの展望が出ている。また北朝鮮の人権改善を要求する国家と北朝鮮の間の外交的葛藤も発生するものと予想される。

某北朝鮮専門家は同日、デイリーNKに「国連COIの報告書は北朝鮮の人権蹂躙を反人道的犯罪と規定したもので、国際的に意味が大きい。今回のボツワナの外交関係断絶について韓国メディアや国民の評価は低いが、これもまた意味がある。COIの報告書によって北朝鮮体制の孤立は深刻化し、北朝鮮の人権改善を要求する国と北朝鮮の外交的葛藤も本格化するだろう」と展望した。

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