ボツワナ政府が北朝鮮との外交関係断絶を宣言したのは、北朝鮮で行われている粛清と殺人、拷問、拘禁、強姦、堕胎などの人権蹂躙実態をCOIが詳しく報告した後で初めて。
国際機構による北朝鮮の人権蹂躙に対する報告書が発表されただけに、今後も北朝鮮の人権改善を要求する国家が増えるとの展望が出ている。また北朝鮮の人権改善を要求する国家と北朝鮮の間の外交的葛藤も発生するものと予想される。
某北朝鮮専門家は同日、デイリーNKに「国連COIの報告書は北朝鮮の人権蹂躙を反人道的犯罪と規定したもので、国際的に意味が大きい。今回のボツワナの外交関係断絶について韓国メディアや国民の評価は低いが、これもまた意味がある。COIの報告書によって北朝鮮体制の孤立は深刻化し、北朝鮮の人権改善を要求する国と北朝鮮の外交的葛藤も本格化するだろう」と展望した。