北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、金正恩第一書記の叔父でありナンバー2の実力者とされてきた張成沢(チャン・ソンテク)氏を国家安全保衛部特別軍事裁判にかけた後、即刻死刑を実行したと報道した。裁判によると張成沢が政変を計画し、その対象が金正恩氏だとしている。

同通信は「張成沢が『北朝鮮住民に対し、現在の国の経済実態と人民生活が破局的に転じているにもかかわらず、現政権が何の対策も立てずにいることに不満を抱く』ように仕向け、『ある時期に国が崩壊直前に至れば、国家政変までも企てていた』と陳述した」と伝えた。

「犬にも劣る人間のクズ」

また、金正恩氏が張成沢氏に以前にも増して高位の職務と信頼を与えたにもかかわらず、裏切ったと主張し、「(張成沢は)犬にも劣る醜悪な人間のクズ。党と首領から受け取ってきた天のような信頼と篤い肉親的愛情を裏切り、天人ともに憤怒する反逆行為を強行した」と主張した。