「恐怖で息もできない」北朝鮮 “幹部粛清” の生々しい場面
北朝鮮の地方都市で先月中旬、最高指導者の発言を誤って引用した幹部が講演中に当局に連行される事件があり、体制への忠誠を強いる思想統制が一段と強まっている実態が浮かび上がった。
会議の途中での退席は多くの場合、逮捕・拘束を意味する。その後に待ち受けているのは僻地での強制労働を意味する「革命化」や、最悪の場合には、生きて出ることの難しい管理所(政治犯収容所)送りだ。 (参考記事:首領様の「お言葉」間違えた幹部をその場で連行…金正恩式“崇拝洗脳”が本格化)「明日は我が身」
2021年6月、新型コロナウイルス対策での落ち度をとがめられ、朝鮮労働党政治局拡大会議を途中退席させられた崔相建(チェ・サンゴン)党書記兼科学教育部長もそうした運命をたどったひとりだ。
