「恐怖で息もできない」北朝鮮 “幹部粛清” の生々しい場面

そして今回、「議場の警備を担う社会安全省特別保安局の警護員たちが崔相建を連れ出し、引き渡した相手も、国家保衛省の要員たちだった」(情報筋)という。

北朝鮮の権力中枢はまさに、「一寸先は闇」である。

「過去の発言」調査し粛清 不安におびえる幹部たち

北朝鮮当局が第9回党大会以降、思想統制を一段と強化する中、最近では統一への未練を捨てきれない者や国家政策に不満を抱く者を摘発・一掃せよとの内部指示を下したと伝えられた。とりわけ過去に南北対話や交流事業に深く関与していた幹部までも全面的な再調査対象となり、極度の恐怖が広がっているという。

物理的手段を動員

平壌の消息筋は16日、デイリーNKに対し「党中央委員会書記局は今月初め、対敵指導局(第10局)に対し、国家保衛機関と合同で党や政府に不満を抱く不純分子や、いまだ統一を口にする者をすべて探し出して一掃せよとの指示を下した」と明らかにした。