親ロシア国家であるベラルーシと北朝鮮が、昨年末に数トン規模の食肉とミサイル発射台用車両部品を交換する取引を行っていたと、米国の北朝鮮専門メディア「NKニュース」が6日(現地時間)に報じた。

ベラルーシの独立系メディア「ジェルカロ」は、「数十万ドル」規模の「牛肉の塊、鶏もも肉、缶詰の食肉および内臓」が、昨年末に列車で北朝鮮へ輸出されたと伝えた。

このベラルーシ産食肉の輸出は、ポーランドに拠点を置くゼンディア有限責任会社が購入し、北朝鮮へ送る形式で行われた。

ベラルーシと北朝鮮は、ここ数年、関係強化に向けた模索的な動きを続けてきた。昨年10月には崔善姫(チェ・ソニ)北朝鮮外相がベラルーシを訪問し、マクシム・リジェンコフ外相と会談した。これに先立つ同年7月には、リジェンコフ外相が平壌を訪れている。

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また、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領と金正恩総書記は、昨年9月に中国訪問中に会談し、金正恩氏はルカシェンコ氏を平壌に招待した。

一方、セキュリティ分析企業「ダラス・パーク・プロジェクト」の最近の報告書によると、北朝鮮は、ベラルーシにある大陸間弾道ミサイル(ICBM)用移動式発射台の世界最大の生産企業に対し、自動車部品を供給しているという。

北朝鮮がベラルーシに送った部品は、高精度の操舵(ステアリング)システム、複雑な電子制御モジュール、ポリウレタン製ホースなどとされている。

国連安全保障理事会決議2397号および2375号に基づき、北朝鮮によるこれらの品目の輸出は禁止されている。