北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が18日、「地方発展20×10政策」長淵(チャンヨン)郡地方工業工場の竣工式に出席した。朝鮮中央通信が伝えた。
竣工式には、朝鮮労働党幹部と、国防省と朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の指揮官、現地の活動家、軍人建設者が参加した。
労働党中央委員会の李日煥(リ・イルファン)書記が竣工の辞を述べ、金正恩氏が、竣工のテープカットを行った。
金正恩総書記は、工場を見回り、「小麦味噌」「醤油」をはじめとする食品の味も確かめ、満足したという。
特に、「地方食品工場が先進的なビール生産工程を設けて地元の商標をつけた製品を生産しているのが実に異彩を放つ風景である、地元に多い原料を用いて郡内住民の物質生活の向上に寄与する生産指標を増やし、立派な生産物を作り出すことがすなわち、党の政策に対する正確な実行であり、深化・発展である」と語った。
金正恩氏は、「長淵郡の活動家と地方工業工場の従業員が郡内の人民の生活を裕福にすることがすなわち、党に報いることであることを銘記し、生産を正常化しなければならない」と強調した。
