北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が15日、「地方発展20×10政策」江東郡地方工業工場、総合奉仕所の竣工式に出席した朝鮮中央通信が伝えた。
竣工式には、朝鮮労働党と政府、武力機関、平壌市内の党中央指導機関のメンバー、活動家、勤労者、建設部隊の将兵が参加した。報道写真から李雪主(リ・ソルジュ)夫人と、金ジュエ氏が同行していることが確認できる。
今年1月以降、動静不明で労働党第8期第13回会議(12月9,10日)で復帰が確認できた李日煥(リ・イルファン)党中央委員会政治局委員(党中央委員会書記)が竣工の辞を述べた。
金正恩氏が竣工のテープカットを行っ食品工場と総合奉仕所を見回った。
金正恩氏は、「地方工業革命の真価は、物質的富を創造する上でだけではなく、活動家と勤労者の思想意識を新時代にふさわしく改変する上でも検証されなければならない」と指摘した。
また、「党の政策が人民に行き届き、人民は党の政策の恩恵によって幸福を思う存分享受する朝鮮式社会主義の本態を変わることなく守り抜き、輝かさなければならない」と述べた。
