北朝鮮の金正恩総書記が19日、「地方発展20×10政策」に基づいて建設された江東(カンドン)郡病院の竣工式に出席した。

朝鮮労働党中央委員会、平壌市内の党中央指導機関の幹部、建設部隊の将兵、江東郡の勤労者、保健医療部門の活動家、従業員らが参加した。

金正恩氏が演説を行い、「地方の病院の既存観念を完全に変えたこの病院は建設過程も教本的であったが、運営過程も地方保健医療の発展の優れた手本となるであろう」と述べた。

また、「朝鮮式の保健医療近代化に向けて一層果敢に進もうというのがわが党の決心である」としながら、「保健医療の近代化はすなわち、祖国の百年の大計であり、社会主義のわが国家の明るい未来である」と強調した。

金正恩氏が、竣工のテープカットを行い、江東郡病院の各所を見て回った。

金正恩氏は、「人民が熱烈に喜ぶ新しい文明の創造物を人民自身の目の前に、皮膚に、生活により多く、より速く、より親しく行き届くようにするための闘いほど誇らしくて栄誉ある革命事業はない」と述べた。