北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が4日、教育用品の工場の建設を現地指導した。

朝鮮労働党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)書記が同行し、努光鉄(ノ・グァンチョル)国防相と建設に動員された軍部隊の指揮官、関係部門の活動家が現地で金正恩氏を出迎えた。

金正恩氏は学用品工場の建設現場を訪れ、「軍人建設者の献身的な努力によって教育部門で数年間、空理空論に明け暮れていた工場の建設をわずか数か月余りで完工するようになった」と評価した。

一方、「党中央総会のたびに教育部門の物質的・技術的土台を強化する問題を重大事案として取り扱ったことにもかかわらず、年数で5年になる今年の中半期まで工事が進捗していない」と指摘しながら、「12月総会では毎度国事の中の国事として重大な意味が付与された重要政策事業が数年間も軽視され、放置された原因を厳格に総括すべきである」と述べた。

金正恩氏は、「校種別、年齢別、体型別、品種別に応じた適合の規格と需要、質を円滑に保障できるように原料・資材供給システムを将来を見通して科学的に確立することが重要である」と強調した。