朝鮮人民軍海外作戦部隊の戦死者を顕彰する2回目の国家表彰授与式が29日、朝鮮労働党中央委員会庁舎で行われた。朝鮮中央通信が伝えた。

海外軍事作戦で戦功を立て、戦死した将兵らの遺族が参列し、共和国英雄称号、金星メダル、国旗勲章第1級が授与された。式典で発言した朴正天(パク・チョンチョン)党中央委員会書記は「烈士の犠牲は祖国の尊厳を輝かせた」と強調し、金正恩総書記が戦闘員を骨肉のように思い、その不滅の精神を永遠に刻もうと尽力したと述べた。党中央庁舎に設けられた「追悼の壁」にも烈士らの名が刻まれたという。北朝鮮当局は、犠牲者の生涯を国家的栄光の象徴と位置付け、遺族への最大級の敬意を示した形だ。