同通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮人民軍海外作戦部隊の参戦軍人に対する国家表彰授与式

【平壌8月30日発朝鮮中央通信】栄えあるわが祖国、朝鮮民主主義人民共和国の名誉をかけて無比の戦闘精神と勇敢さ、不屈の犠牲的精神を発揮し、最精鋭革命強兵の威力を全世界に宣揚した朝鮮人民軍海外作戦部隊の将兵を全国の人民は限りなくたたえ、崇高な敬意を表している。

朝鮮人民軍海外作戦部隊の参戦軍人に対する第2次国家表彰授与式が29日に行われた。

海外軍事作戦で特出した勲功を立てて壮烈な最期を遂げた烈士らの遺族が、授与式に参加した。

朝鮮民主主義人民共和国の国歌が奏楽された。

朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長である党中央委員会の朴正天書記が発言した。

朴正天書記は、今日、党中央委員会の庁舎では偉大なわが国家の絶対的尊威と百戦百勝の朝鮮人民軍の威容を全世界に宣揚し、血潮をもってわが人民の英雄的闘争史に勝利の新記録を記した海外作戦部隊の指揮官と戦闘員に代わって烈士らの遺族に共和国英雄称号を授与する集会を行うようになると語った。

また、党と祖国の命令を一命を賭してでもあくまで貫徹するのは、軍人なら誰もが心臓に刻み付けた厳粛な宣誓であり、その信念の盟約に限りなく忠実でなければならないのが軍人の本分ではあるが、金正恩総書記はわが軍人一人一人はこの世の何とも換えられない大事な存在、失ってはならない自身の骨肉であると述べ、海外作戦部隊が出発した日から一日も重い心配をほぐすことができず、戦闘員に対する限りない愛情で月日を送ったと言及した。

そして、犠牲になった英雄たちが最も敬虔に、厳かに祖国の懐に抱かれるようにしようと真心を尽くした昼夜、彼らの不滅の生涯と精神に最も誉れ高い栄光を与えようと傾けてきた金正恩総書記の限りない精魂に支えられて、烈士らは栄えある国旗をかぶって最も誇らしくて栄誉ある姿で朝鮮人民と愛する血肉と熱く巡り合うようになったし、党中央委員会の本部庁舎に立てられた歴史にかつてなかった追悼の壁とともに自分の名前と姿を最上の域で輝かせられるようになったと述べた。

朴正天書記は、愛する子息と夫、父に代わって授かる英雄の金星メダルは貴い生命と若さを惜しまずささげて祖国の尊厳を輝かせた烈士らと遺族に対する党と国家と人民の一様な尊敬と誉れ高い評価の表れであると強調した。

海外軍事作戦で偉勲を立てた軍人に朝鮮民主主義人民共和国の英雄称号を授与することに関する朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会の政令が伝達された。

朝鮮民主主義人民共和国の英雄称号と共に金星メダルおよび国旗勲章第1級が遺族に授与された。

わが国家の隆盛・繁栄と子孫万代の幸福のための道に貴い生命をささげた立派な息子たちを尊敬と名誉の壇上に押し立てる偉大な母なる党の懐で、烈士らの生は永遠不滅であろう。---