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農村経済研究院が昨年6月発表した「北朝鮮の干ばつ実体と食糧需給展望報告書」では、2012年4月から6月中旬まで北朝鮮の多くの地域が乾燥した晴れの日が続き、特に西海岸は平年降水量の10%未満となり、北朝鮮での農業に甚大な影響を及ぼすものと展望していた。

北朝鮮の豪雨と関連し昨年7月、朝鮮中央通信は「7月17日夜から20日午前まで梅雨前線の影響で再び豪雨が発生した。黄海道平山郡499ミリ、新溪郡432ミリ、江原道洗浦郡494ミリ、平安南道平城市285ミリを記録した」と伝えた。

消息筋は「昨年から黄海道地域での食糧難が深刻化し続けている中で、昨年12月から北朝鮮当局が実施してきた戦闘動員態勢訓練により住民の生計はさらに悪化している。当局が軍糧米などを配給する特別措置を取らない限り、黄海道地域の住民は第2の苦難の行軍を免れない」と強調した。

餓死者急増の別の理由として、消息筋は「コメの供出」を指摘している。