北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が18日午後、最側近だった故玄哲海(ヒョン・チョレ)氏の死去3周忌に際し、平壌の新美里(シンミリ)愛国烈士陵を訪れ献花した。朝鮮中央通信が伝えた。
玄哲海氏(1934年8月13日〜2022年5月19日)は、人民武力部(国防省)第一副部長や、朝鮮労働党中央軍事委員を歴任し、2016年に人民軍元帥に昇格した。2022年5月19日に死去した。墓標には、「国防省総顧問」「朝鮮人民軍元帥」と記されている。
金正恩氏は、「常に金正日同志のそばにいた玄哲海同志の姿が、今もまざまざと目に浮かぶ。彼は金正日同志の影であった。彼は、原則に徹し、政治的実力と組織的手腕の優れた軍事・政治幹部の典型として、気さくで飾り気のない、堅実で剛直な真の人間として全ての人の記憶に残っている。彼は永遠に生き続け、いつも金正日同志時代と同じようにわれわれの聖なる闘争を偉大な勝利へと励ますだろう」と述べた。