北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が3日、竣工を前にした和盛地区第3段階区域に建設された重要サービス施設を現地指導した。朝鮮中央通信が伝えた。同通信が公開した写真から、娘が同行したことがわかる。
和盛住宅地区1万世帯住宅建設計画は、朝鮮労働党第8回大会で示された「平壌市5万世帯住宅建設構想」と党中央委員会第8期第4回総会の決定に従った建設計画だ。金正恩氏は2月16日、故金正日総書記の生誕記念日に行われた「第4段階」の着工式に出席し、3月15日にも「第3段階」の住宅建設現場を現地指導した。
同通信は、「第3段階の建設区画内には、金正恩総書記の直接的な指示に従って象徴性に富む独特な商業および給養サービス施設、技術および娯楽サービス施設をはじめとする各種の近代的なサービス網が配置されて、この区域の特色と発展ぶりを増している」と伝えた。
金正恩氏は、「運輸機材総合奉仕所」や、「300席能力のコンピュータ娯楽館(ゲームセンター)」を見て回った。
金正恩氏は、ゲームセンターがオープンすれば「青少年の間で人気が高まることが予想される」との報告に満足し、「わが国で初めて開業するサービス分野の拠点であるだけに、運営のシステムと秩序、サービスの準備に特別な関心を払わなければならない」と述べた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金正恩氏は、「新しいサービス分野を新たな形式と方式で絶えず開拓し、拡大していくのは首都市民と全国人民の物質的・文化的福利を飛躍的に向上させようとするわが党の政策実現において重要な位置を占める」と強調した。