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キム監督は映画に対する一部の批判的な意見に対して一喝した。彼は「祖国のために我々の兵士が戦死したのに、進歩、保守にこだわっている。映画を通して『祖国』と『愛国』について改めて考える契機になれば」と話した。

さらに彼は2009年、オバマ米大統領がアフガニスタンで犠牲になった米軍兵士の遺骨を迎えるため、早朝から空軍基地を訪問した事実を紹介し、「我々はなぜそうできなかったのか」と自問した。映画を制作する中で、かなりの気苦労があったことが伺える。

キム監督は「(延坪海戦当時)『大』のために『小』が犠牲になったが、犠牲となった『小』のために国家は何をしてくれたのか。関心の外に放り出され、知らされることもなかった。(犠牲者に対する)礼遇と尊重が必要だった」と指摘した。

映画は今年8月に公開される予定だ。主人公には海兵隊捜索隊出身で俳優のチョン・ソクウォン氏(故ユン・ヨンハ少尉役)がキャスティングされた。そのほかオ・テギョン氏(故ハン・サングク中尉役)、ノ・ヨンハク氏(故パク・ドンヒョク兵士役)などが演じる予定だ。

制作会社は11日からオンライン上で制作費募金活動を開始。21日現在、4千万ウォン余りが寄付された。

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映画支援は「グッドファンディング」(www.goodfunding.net)を通し、最低5000ウォンから参加可能。制作会社は後援金額に応じて、試写会招待券とDVD及び原作小説プレゼント、制作陣を交えた感謝会への招待、エンディングクレジットへの芳名掲載などが計画されている。