同通信の報道全文は次のとおり。
敬愛する金正恩総書記が完工した平壌総合病院を視察
【平壌2月28日発朝鮮中央通信】わが国家の保健医療を最も優れた先進的な社会主義保健医療に発展させ、人民が現代医学の恩恵を思う存分享受しながら無病息災になるようにしようとする金正恩総書記の確固たる意志と精力的な指導によって、首都平壌にわが党の保健医療現代化構想とチュチェの建築美学思想が完璧に具現された世界一流の医療サービス拠点が立派に建設された。
金正恩氏が完工した平壌総合病院を視察した(2025年2月28日付労働新聞) 朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が2月27日、完工した平壌総合病院を視察した。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である朝鮮民主主義人民共和国の朴泰成内閣総理と党中央委員会の幹部たち、保健医療部門、関係部門の幹部たちが同行した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面病院と施工および設計単位の責任幹部たちが、金正恩総書記を現地で迎えた。
敬愛する金正恩総書記は、幹部たちに案内されて救急科と各治療専門科、総合手術室、学術討論会場、サービス施設、ヘリ着陸場など病院の各所を見て回りながら、全般的な施工状況について具体的に確かめた。
金正恩総書記は、人民の健康増進を第一とし、人民の生命を最も大事にするわが党の保健医療政策とその実現のための建設方針に準じて病院の全ての要素に先進建築術の諸般の要求がしっかり具現され、施行も非の打ち所がないように本当に立派にした、治療室と入院室をはじめ各系統の専門施設が高い質的水準で整えられたとし、これは党の意図通りに各関連単位が設計と施工、運営の3者合意を実質的に行ったことに起因すると述べた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金正恩総書記は、特に30の近代的な手術場が立派に備わっている総合手術室が病院の最も重要な核心施設らしく最上の保健衛生性と治療の科学性、円滑性を保障できるように立派に完備されたことを高く評価した。
金正恩総書記は、建物の上層に位置している食堂とサービス網も訪れ、わが人民が最も先進的な医療サービスとともに、このように文明かつ立派な便宜を受けながら病気を完治し、健康を増進させられるようになったのがまことにうれしい、平壌総合病院は人民のためのことに全てを絶対服従させるわが国家の自負するに値するもう一つの財産であると述べた。
金正恩総書記は、人民の健康と安寧をより頼もしく守ることのできる世界的水準の近代的な医療サービス拠点、医学学術研究中心を持つようになったのが本当に誇らしい、試練を乗り越えて飛躍的に増大するわれわれの力の強大さがよく分かる、国の保健医療部門を先進的な土台の上で再建し、画期的に振興させることのできるしっかりした跳躍の足場が築かれたと大きな満足の意を表した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金正恩総書記は、わが党の政策を英雄的創造の実践をもって貫徹し、時代を代表するもう一つの記念碑的建造物を立派に打ち建てることに貢献した全ての建設者の熱烈な愛国・忠心と献身性を高くたたえた。
金正恩総書記は、平壌総合病院が開院後、人民の病気の治療と快癒で本然の使命と役割を十分に発揮させるためには運営の準備でいささかの手抜かりもあってはならないとし、病院の初めの関門で顔のような救急系統を実利性と合理性、効率性の側面で補強して救急治療の迅速性と機動性を一層徹底的に保障できるようにすべきであると強調した。
金正恩総書記は、平壌総合病院をモデルの医療拠点に打ち建てたことに基づいて国の全般的な保健医療を振興させるのは、人民大衆中心の朝鮮式社会主義の優越性と本態を擁護・固守し 発展させるための重要な革命事業であるとし、今後、新たに打ち建てられる中央級病院だけでなく、全国の市・郡に築かれる病院を近代的に建設するための綱領的課題を示した。
金正恩総書記は、病院の建設においては患者に対する診断と治療をはじめ医療サービス活動に便利であるよう保健医療施設特有の専門性と機能性保障の原則に基づいて敷地の選定から建物配置、動線組織などに至るまで、全ての要素を専門技術学的要求に合致するように設計するのが何よりも重要であると強調した。
金正恩総書記は、建設の範囲が絶えず拡大され、全面的国家興隆のための闘いが本格化する現在、どの部門よりも先んじなければならない部門は設計部門である、社会主義政権党が人民のために打ち建てる建設物の設計は当然、人民の生命安全と福祉増進を最優先視しながら現代性と民族性を正しく結合させなければならず、われわれの時代の偉大な思想と崇高な政治理念、より高い理想と文明への志向が反映されなければならない、その意味からして設計家は朝鮮労働党の思想と政策を現実として描き出す「政治美術家」であると言えるとし、建築設計において指針とすべき貴重な教示を与えた。
金正恩総書記は、党が立派に築き上げた総合病院が確固と人民の健康増進に寄与するかどうかは全的に医療従事者の人民への確たる奉仕精神と専門家的能力にかかっているとし、保健医療部門は医療陣を画期的に強化し、医科学技術を世界の先進水準に引き上げるための事業を実質的に行い、全ての医師、看護婦が熱烈な人間愛を身に付けて治療に最大の真心を尽くすよう心の準備をしっかりさせなければならないと述べた。
特に、わが党の新しい地方発展政策に従って市・郡病院の建設が本格化されることに応じて地方の医療従事者の視野を広め、医術を高めるための再教育と実習、経験討論会、科学技術発表会などを正しい方法論をもって手配して行い、中央級病院が地方の病院に指導・支援人員を派遣するとともに、遠隔医療サービスシステムをはじめ病気の診断と治療、健康増進を図る医療サービスをより合理的に、効率的に行える体系と方法を導入し、条件も整えて人民の誰もが地域に関わらず優れた社会主義保健医療制度の実質的な恩恵と保護を受けるようにすべきであると強調した。
金正恩総書記は、風致に富む大同江のほとりに一幅の絵のように建設された近代的な医療サービス拠点の全景を長い間俯瞰(ふかん)し、平壌総合病院こそ文明の国家建設を志向するわれわれの時代の社会主義保健医療の象徴であり、記念碑的実体であると誇らしげに述べた。
金正恩総書記は、保健医療は国の政治風土と文明の高み、公民の生の質を推し量るようにする尺度であり、生命の力を培う土壌であり、国力評価の重要な指標であるとし、新時代の保健医療革命を起こしてわれわれの保健医療を最も先進的かつ近代的で世界的な保健医療につくろうというのがわが党の確固たる決心であると改めて強調した。
金正恩総書記は、わが党が保健医療革命の元年と定めた意義深い今年に開院する平壌総合病院をいささかの欠点もない最上級の医療サービス拠点に完成して人民に贈らなければならないとし、このための具体的な課題を明らかにした。
平壌総合病院は、医療設備の組み立てと総合運営試験工程を経た後、党創立80周年を迎える今年の10月に開院を予定している。---