李英鎬氏は2010年9月、第3回党代表者会で金正恩とともに党中央軍事委員会副委員長に任命された。その前日には大将から次帥に電撃昇格するなど、金正恩時代の最高軍部権力者と評価されていた。しかし7月に召集された労働党政治局会議では、「病気」を理由に突如解任された。

一部では忠誠心を高めるために李英鎬が粛正されたとの推測も出ている。金正日時代、張成沢(チャン・ソンテク)氏、金永春(キム・ヨンチュン)氏、李勇武(リ・ヨンム)氏、呉克烈(オ・グンヨル)などのエリート権力者がそうであった。一度粛正され再び復権した後は、金正日氏に忠誠を誓った。李英鎬氏も同じように再度登用される可能性は否定できない。

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