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朝鮮半島の西海側で「カニ漁」の季節を迎え、中国漁船による不法操業が横行している。

韓国海洋警察は、一昨年は101隻、昨年は64隻の中国漁船を不法操業中に拿捕。今年はカニ漁が始まった4月から現在まで15隻、99名が拿捕されている。

中国漁船は、西海の北方限界線(NLL)に沿って移動し、韓国海上警察の監視が緩い地点を狙って韓国海域に侵入し操業を行う。

ところが、中国漁船は距離が近く、豊かな漁獲量を誇る「北朝鮮側海域」での違法操業はあまりしないことが明らかになった。