北朝鮮の金正恩総書記の妹である金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は4日、米韓と日本の軍事的圧力が核戦力強化の「不可避性」を証明しているとする談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
金与正氏は、「米国とその追随勢力は今年だけでもわが国家に対する核兵器の使用を前提とした各種の戦争謀議を20余回にわたってこらし、その実行措置として百数十回の反共和国軍事演習を年中絶え間なく強行した」と指摘。
「敵の軍事的狂気が増大するほど、われわれの路線の当為性と緊要性は、一層浮き彫りになる」としながら、「自衛的核抑止力強化路線は、現情勢下で唯一無二の最も正確な選択」だと強調した。