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北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が21日、慈江道(チャガンド)の水害復旧建設現場を現地指導した。朝鮮中央通信が伝えた。

朝鮮労働党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)、李日煥(リ・イルファン)両書記らが同行した。現場では、朴勲(パク・フン)内閣副総理、労働党慈江道委員会の朴成哲(パク・ソンチョル)責任書記、復旧建設に動員された各道党員連隊の指揮官が出迎えた。

金正恩氏は、復旧建設現場を見回りながら進捗状況を確かめ、「不測の自然災害によってまたたく間に廃虚に変わった被災地がいつのまにか災難の痕跡をすっかりいやして変貌している。懐かしい家と職場を遠く離れて被災者のための沸き立つ復旧戦闘場に身を挺して労働党員の崇高な使命と本分に忠心を尽くしている」と、労働党員連隊戦闘員を評価した。

また、「今のこの時刻にも新しい村、新しい家に幸福のわが家に入居するようになるその日を指折り数えて待っている被災者に立派な住宅を与えるそのうれしい時刻を早めるために力強く闘おう」と強調した。

一方、「被害復旧地域の多層、低層住宅設計と施工側面で一連の偏向が現れた」と指摘し、「被害復旧で現れた当該の問題を克服し、進んで全般的な地方建設闘争を力強く展開していく上で今後、国家的に取る対策的問題」について明らかにしたという。

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金正恩氏は「全国の各地に建てられる記念碑的建造物と同様、これからすぐ建設されるようになる被災者の住宅も他ならぬ百年の大計に保証すべき国家と人民の貴重な財産になる、それゆえいささかの欠点も完全無欠に克服し、完璧さの保障にさらなる力を入れなければならない」
としながら、「11月初めまで終えることになっていた被災地の住宅工事を12月初めまで延長して完結することについて決定するであろう」と述べた。

金正恩氏は、「聖なる誇らしい闘いに党中央が固く信じて押し立てたわれわれの党員と青年と人民軍軍人が祖国と人民のための愛国の建設戦場であくまで自分の重い使命に忠実である」との期待と確信を表明した。

同通信は「同日、党中央委員会書記局は慈江道地域の被害復旧現場指揮部の責任者と政治責任者を新たに派遣することを決定した」と報じた。