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17歳で軍に入隊し、休みなしに軍隊生活をする中で、入党を目の前にして上官の性的要求を拒絶するのは簡単ではない。独立中隊を除き、女性軍部隊の中隊長や政治指導員は男性が担当している。

さらに重大な問題は妊娠だ。

避妊具が不足しているため、妊娠したらモグリの医者に依頼し、強制流産を試みる。これすら失敗すれば「生活除隊」(軍生活を間違った場合の処罰形式)を受けて家に帰って一生「個人資料」(本人の家族関係根本など法的処罰等を記録すること)にも残る苦痛を引き受けるようになる。

特に外貌が良く周囲の関心を引く女性軍たちは、このような要求に疲れ病むことにもなる。これに順応しなければ、見えない差別と圧迫が加えられる。上部に報告され事件が大きくなれば、指揮官が処罰される場合があるが、こんな事例は非常に珍しい。