最近、羅州の7歳児童性暴行事件で、性犯罪被害防止のため多くの対策がなされていいるが、幼い娘を持った母親逹の心配はなくならない。耐えかねた母親が、通りに出て「うちの子供を守ってほしい」と訴える事態に至っている。

性暴行から子供達を守るために登校にも子供達の手を放すことができない親は、早く大きくなって自らを守ることができるのを切に望む。女性兵士になれば心配がすこしなくなるかもしれない。しかし、北朝鮮では女性の中で最も進んだ立場にいるように見える女性兵士たちも、上官の性暴行をうけることも多い。閉鎖された性の純潔性を主張する北朝鮮で、起きている暗い真実だ。

朝鮮人民軍の女性兵士/本文とは関係ありません
朝鮮人民軍の女性兵士(参考写真)

北朝鮮刑法は、上官の権威力による性暴行は、2年以下の懲役に処される。またその後遺症が重大ならば、5年以下の懲役に処されることもある。しかしこの法の網を巧にみ被害合法的な性暴行を加えるのが、まさに女性部隊の政治軍官(将校)たちだ。

北朝鮮女性たちの中のかなりの数は、高校を卒業し大学に進学ができない場合、生計や農場配置を避けるために、軍に志願入隊する。軍で人生の逆転に挑戦すると、最初からセクハラとわいろのなどの罠に報じ籠められてしまう。

北朝鮮軍は、女性兵士を戦争資源と考えているため、性的保護のための努力はほとんどなされす部隊上官たちの常習的な「悪ふざけ」に直面するのだ。

最も露骨な性暴行は、入党の過程で行われる。

北朝鮮で「朝鮮労動党への入党」は人間の肉体的生命とともに別の生命を得ることを意味する。本人と子供の運命まで決めることになる重大な事案だ。入党による特権は、ずいぶん減少したと言うが、相変らず除隊後の大学入学、職場配置、幹部に成長するための必須要件だ。

女性兵士たちは入党に命をかけるしかないこの過程で、わいろや「性上納」を公然と要求される。

17歳で軍に入隊し、休みなしに軍隊生活をする中で、入党を目の前にして上官の性的要求を拒絶するのは簡単ではない。独立中隊を除き、女性軍部隊の中隊長や政治指導員は男性が担当している。

さらに重大な問題は妊娠だ。

避妊具が不足しているため、妊娠したらモグリの医者に依頼し、強制流産を試みる。これすら失敗すれば「生活除隊」(軍生活を間違った場合の処罰形式)を受けて家に帰って一生「個人資料」(本人の家族関係根本など法的処罰等を記録すること)にも残る苦痛を引き受けるようになる。

特に外貌が良く周囲の関心を引く女性軍たちは、このような要求に疲れ病むことにもなる。これに順応しなければ、見えない差別と圧迫が加えられる。上部に報告され事件が大きくなれば、指揮官が処罰される場合があるが、こんな事例は非常に珍しい。

咸興5軍団放射砲大隊に勤めていた脱北者は、「政治指導員が女性軍人を呼んでおいて『今月に大隊で何人かが入党できる。上官が除隊されるが誰を指名するかわからない』というふうに軍人たちを誘惑する」、「もし断って反抗すれば処罰形式の苦痛を与えて、女性軍たちが拒絶できないようにする」とも言う。

北9軍団所属電信電話大隊に勤めていた脱北者金さんは「大隊の政治指導員と不当な性関係を持った女性が、この人をおいて互いに争い集団のけんかにまでなった」、「軍団で責任者を入れ替えるが性問題は減らなかった」と言った。

韓国での性犯罪は国「的な要因も部分的にあるが、大部分は、加害者の歪曲された性意識から起きることが大いとされる。しかし、北朝鮮軍隊においては、個人的な問題よりは、国「・後進的な入党制度と閉鎖的な軍隊文化が大きい影響を及ぼしている。

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